2016年2月21日日曜日

PT・OTの非常勤のメリット

 非常勤のメリットがあげられる職業としては、私たちコメディカルが含まれているようです。

 資格とある程度の技量と経験によって、非常勤下ではどこへいっても対応できるという意味だそうです。もちろん、急性期から維持期、訪問などの分野としての専門性は異なってくるかもしれませんが。

 非常勤のメリットはやはり

「責任を負う必要がない」

これには、普段の書類関係や委員会、科内の会議等の残業がないことが挙げられそうです。学生をもつことも、新人さんを担当することもないのが魅力的です。つまり、

「患者さんだけの治療に専念できる」

ということになります。本来の技術職としての仕事に没頭できることにもなりそうですね(もちろん、学生さんや新人さんをうけもつことは良くないとは言っていません。必要な経験ですしとても勉強にはなると思います)。

 何故か技術職にもかかわらず、役職がついてくると患者さんから離れ、実際の治療もちょっと・・・というセラピストが多くなってきていると聞きますが。病院側の多くの評価は実際の患者さんとのやりとりで判断している訳ではありません。

 「病院経営療法士?!」

と言いたくもなることも。

 話がまたまたそれましたが、患者さんの治療に専念でき、また自分の時間ができるという点です。時間はお金で買えませんから。いろんなことに挑戦できます。今後のPT・OTの未来は暗い話ばかりだからこそ、自分の時間を作っていろんなことにチャレンジすることも必要なのではないかと思います。

 過去のブログで、お金と有意義な生活を比べた話がありましたが、今回の議題としては、非常勤は魅力的なものであると感じています。

 もちろん、デメリットもたくさんあります。社会保障をはじめ、自分で計画的にお金を管理する必要があります。でも週に3~4勤務することで社会保障が得られるところもあります。

 また、退職金もありますが、職場によっては基本給がとても低いところもあります。その意味では退職金は月にどれくらい貯蓄しているのかを計算すると・・・ということになります。実際に計算してみたほうがいいのかもしれません。

 退職金や賞与で常勤を選択するのであれば、基本給と昇給をよく確認した方がいいのかもしれません。

 そうなると、職場のストレスや心理的な縛り、時間等を考えると、非常に非効率な結果になっていることに気づくことがあります。働く場所・条件によっては時給にしたら、非常勤の方がよっぽどいいのかもしれませんね。

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