2015年8月2日日曜日

コルチゾールとPTSD

 久々のブログ更新です。

 大学院のテスト対策で調べていたところ、コルチゾールとPTSDに関連があるということを知ることができました。

 私の過去のブログでは、ストレスを受けると、視床下部が反応し下垂体へ、そして副腎のコルチゾールを分泌し、膵臓にてインシュリンを使い、糖を細胞へ入れ、ストレスを受けた細胞の傷を癒すということを述べました。

 PTSDによる長期間によるストレス反応は、これらの機能を疲労させてしまいます。疲労するとコルチゾールは、
「これ以上疲れさせると糖尿病になる、やめろ!」
と、PTSDに関連する海馬に信号を送るのだそうです。言うことを聞かない海馬は、コルチゾールの更なる攻撃によって、海馬の機能を低下させてしまいます。

 つまり、コルチゾールは、強いトラウマを緩和するために脳の海馬を萎縮させる能力があると考えられているんだそうです。

 コルチゾールと腰痛などの身体の疼痛、睡眠や不定愁訴などの自律神経系、脳神経系、内部疾患系・・・たくさん関連がありそうですね。

 将来開業するためには、積極的に勉強していくべき分野になりそうです。