2012年1月5日木曜日

神経筋システムの適応能力

  神経筋システムは適応能力があり、中枢神経系から筋システムに送られる情報が変化すると、筋組織の構造と機能を変化させるかもしれない。また、逆も同様である。例えば、中枢神経系障害が原因で筋の使用方法が変化すると、結果として中枢神経系の機能と構造も変化する。これには、individual, functional task, enviromentとの相互作用を背景にわかりやすく説明されています。

  近代ボバース概念 ‐理論と実践‐ Bente E. Bassoe Gjelsvik, 新保松雄、金子唯史、佐藤和命より

 

 他の文献ではこの下の図を用いて、

 「ヒトは、年余にわたって内在する精神‐情緒状態とともに、姿勢そのものが影響を受け、構造面あるいは心理面の治療が必要になる。」

  Thomas W. Myersより

「負の情動はすべて屈曲となって現れる」

  Feldenkrais Mより


  と述べていました。このことから、対象者を評価するにあたって、そのヒトの生き方や性格等の情報はとても重要なのだと改めて考えさせられました。やはり、心理学を学んでいることは無駄ではない。そう思うとテンションが高くなりました。















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