この図より、腱は起始部より停止部の方が1本多く、多波状型を示しています。これはすべての線維が三角筋粗面に収束するのに適した構造となっています。この絵をみてイメージすると、麻痺などで亜脱臼しやすいことも何となくわかる気がしました。
前方に下降する線維d,f,h,jが収縮すると、外旋に関与し、後方に下降する線維e,g,i,kが収縮すると、内旋に関与しそうな走行を示しています。
このことから、肩関節が純粋に外転に関与するのではなく、微妙な回旋要素が含まれる可能性を述べていました。
前部・後部線維が働いたときは、中部線維が安定筋として作用すると考えると、肩の動きは回旋した動きを伴うことを考慮しなければならないのですね。
久々のコリキとファーファ登場。大好きな女性にだっこされて大満足♪