さまざまな資料を用いて酸素飽和度についてまとめていきたいと思います。
まず、生命を維持するためには、エネルギーを消費続ける必要があります。
それは、細胞が常に分裂し続けるということになるので、その都度エネルギーが必要になります。
エネルギーを確保するためには、栄養が必要です。
エネルギーに変換するためには、体温の維持や酸素の供給が必要といわれています。酸素があればあるほど、エネルギー変換は効率的になるようです。私たちのすべての細胞に酸素が必要になるということになります。
そのためには、呼吸器系、循環器系、ヘモグロビンの協働作業が必要です。このうち、どれを欠いても息苦しくなると言われています。
私たち作業療法士も、バイタルサインの一環として、呼吸器を測定する酸素飽和度を指標にすると思います(正式にはバイタルサインではなく、検査データであるそうです)。これには、percentageであらわれる数値で判断することが多いです。
しかし、これだけでは不十分という見解もあるようです。酸素飽和度はどれくらいの酸素とヘモグロビンが結合しているか、その割合として表示されます。
つまり、酸素飽和度が高くとも低くとも、ヘモグロビンの量によってその見方は変わってきます。
酸素飽和度が90%前半でヘモグロビン量が多い場合と、酸素飽和度が90%後半でヘモグロビン量が少ない場合とでは、酸素化ヘモグロビンは前者の方が高いこともありえます。
したがって酸素飽和度だけでなくヘモグロビン量も常に確認していく必要がありそうです。
当たり前ですが、心拍数や呼吸数等さまざまな視点から対象となる方の呼吸器の状態を判断しなければなりません。その当たり前が私には難しい。
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